1. 生まれて1カ月後(早期治療と専門医)

大阪府豊中市の病院で子供が生まれ、生まれた瞬間を喜んでいたのですが、

よく見ると片方の足がL字形でなく、棒状になっているのを見て驚きました。

足首の部分が変形し、当時、当然ながら先天性内反足という足の変形がみられる疾患を知らなかったです。

生まれた病院で内反足の専門医が居られる病院を紹介してもらい、阪急京都線「茨木市駅」にある

『医療法人SKY スカイクリニック』へ、週に一度、豊中市から茨木市へ通うこととなりました。

https://skyclinic.jp/naihansoku

担当の先生はギプスの取り替え前には必ず徒手による矯正を念入りにして、足首の可動域を少しずつ広げながら、

Ponseti法という方法に従って「徒手矯正・ギプス固定」を繰り返しました。

※Ponseti法 http://www.jpoa.org/mag/vol19-1/133-136.pdf http://www.jpoa.org/mag/vol24-2/242-245.pdf http://www.jpoa.org/mag/vol20-2/349-352.pdf

このギプス固定の後は、外転バーのついた装具(デニスブラウン装具)を装着する治療に切り替わっていきます。

病院選びにおいて、小児成形外科の病院はいくつもあると思いますが、家の近くだからその病院に行くではなく、

内反足の専門医が居られる病院で治療を受けることをお勧めします。

同じ内反足でも他の病院から来る子供をこれまで何人も見たことがあることから、先天性内反足は特に専門性が求められる疾患と思いますし、

不適切な初期治療や中途半端な手術を行ったために後々、取り返しのつかない結果にもなり得ると思ったからです。

早期(生後1カ月後)に治療を開始できたことが、手術なしで治癒できた要因の一つであったと思いますが、

最初から正しい治療を受けることができる内反足の専門医が居る病院に行くことが最も重要であると思います。

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マルコ二ー

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